bam2003-10-25

斬るビルVol.1観ちゃいました。


アジア映画やエクスプロイテーション物へのオマージュが
随所にちりばめられていて、その手の映画好きな人はモチロンの事、
過去作品の引用など一切気にせずにみても充分に楽しめる
娯楽作品になってました。
オマージュとは言っても、クラフトワークマカロニウエスタンみたいな、
バンバータ解釈っていうか、
タランチーノ(千葉真一風に)解釈のファンタジーね。
おっとこ前のおっとこ前のおっとこ前のKung-Fuおっさんハッケ〜ン!
リュー・チャーフィーは、男前なのに、
ケイトー(カトー)マスクに隠されて顔が見えないのが残念。
でも少林寺36房のテーマが流れてグっと来たり・・・
Vol.2のパイ・メイ役も期待!クルクル飛び回ってマス(予告編)
その他、ジュリー・ドレフュスのダルマ姿に萌え、など見所満載。
来年2月に、ジミー・ウォング物の作品がDVD化されるらしいですが、
キルビル公開前に発売して欲しかったデス。

タラの映画やる度に思う事は、エクスプロイテーション物なんか
見向きもしなかったクセにちょっとみんなゲンキンだなーという事。
タラみたいな映画って、日本人が作りそうな映画だと思うんですけどね。
でもコレをキッカケにそういう映画がDVD化されたりして、
世の中の風通しが良くなればイイけどね。
日本人なのに、見れない日本映画っていっぱいあるし・・・
『殺人拳』なんかDVD化されてもスグ店頭から消しちゃうでしょ?
N.Y.のブルックリンやブロンクスあたりのビデオには、
70年代のブラックスプロイテーション物はモチロンの事、
ショウブラザース系や千葉真一のカンフー物がメッチャ充実してます。
しかも$9.99という破格の値段で、クラッシクスとしてずーっと売ってマス。
リュー・チャーフィーやソニー(サニー)なんかはアイドルですよ。
ブルックリンのビデオ屋にはブロマイドまで売ってました、ブートですけどね。

Vol.2は来年4月ですってよ!